CEマーキングは、"製造メーカー自身が法令に適合していることを証明するマーク"です。マークを表示した責任は、メーカー自身にあります。 例えば、CE マークを表示した裝置?製品の安全性に問題がある場合や、該當指令の不適合が確認された場合、國ごとに、適切な罰則が課せられることとなります。 すなわち、問題のある裝置?製品を市場から撤去し、市場への出荷、稼働、使用を禁止するなど、自由な流通を制限することができます。

A1のようなリスクを回避するためCEマーキングを行う場合は、EU公認機関などの第3者試験機関で検査?試験の実施、および規格適合の認証(認証はEU公認機関に限る)を受けるケースが増えています。

弊社の製品としては、ドライヤ、チラーや、安全製品である排気弁、シリアル伝送機器、AC サーボモーダードライバなどが対象となります。
その他の弊社空圧機器、およびモータレス電動は、機械の対象にはなりません。

CE マーク付き裝置（製品）に使うスペア部品は、すでに裝置全體での適合確認がされていますので、再度部品単位で適合試験を行なう必要はありません。SMC製品では、電動アクチュエータのケーブルなどにCEマークが無いのは、アクチュエータの一部としてCEマーキングを行っているからです。

CEマーキングは、基本的には製造メーカーによる自己宣言で実行可能です。ただし、AETX指令対応の防爆機器や圧力機器指令（PED）、簡易圧力機器指令（SPVD）など一部の対象製品には、第三者認証機関による適合性評価が義務付けられています。

製造ロット(バッチコード）の意味を下記に示します。

通常は2桁ですが、4桁の製品もあります。その際は最初の2桁のみ參照ください。

圧力器機指令は、圧力器機の設計と製造の指針を定めています。

最大許容圧力が0.5 バールを超える圧力機器が対象となり、 製品の種類が、「容器」か「ボイラー」か「配管」か、 流體の狀態が、「ガス」か「液體」、危険かそうではないかで分類されます。